映画「唄う六人の女」に出演している”アオイヤマダ”さんて何者?名前も名字が二つ並んでいるみたいで、お笑い系なの?と思い調べてみたら、有名なダンサーでした。俳優業も以前からやっていて、独特の世界観を出している人で、もっと知りたいと思ってしまいました。皆さんは彼女の事知っていましたか?東京オリンピックの閉会式にも出た凄い人でした。見てみますか?
プロフィール
本名 山田葵
生年月日 2000年6月24日
出身地 長野県松本市
血液型 O型
職業 ダンサー、モデル、表現者
どんな人
とにかく私の中では不思議ちゃんになっているので、経歴を調べてみました。
ダンサー
ダンスを習うきっかけは、ダンスを嗜む年上のご近所さんがいたこと。
その人の影響を受けて6歳の時にダンススクールに通うようになります。
そして、高校進学で上京します。
ちなみに高校は、VAW栄光ハイスクールだそうです。
この学校はサポート校と呼ばれる民間の教育機関です。ただし、通信制高校との併習により、その柔軟なカリキュラムを活用してダンスを学びながら、高等学校卒業資格が取得できます。
引用元:VAW栄光ハイスクール
そして、ダンサーとしての活動を本格的に始めます。
この高校は、多分、ご本人が探して選んだ学校でしょう。何が何でもダンサーになるんだという決意が見える気がします。
この学校での活動が今の、アオイさんを作っているのでしょう。他にも、たくさんの同窓生たちがいる中で、早くにダンサーとして芽が出たのは、持っているオーラでしょうか?
小さな町から大きな都会に出て、怖い事はなかったんでしょうか。
東京という大都会にうまく溶け込むことができたんですね。内心ホッとしたのではないでしょうか。
慣れない街に住んでまで成りたかったダンサーの魅力ってなんでしょう。
言葉では難しい事も体で表現することで伝わることもあります。
そうなると、手話も一種のダンスなのかもしれないですね。
これから、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。
私たちの想像を超えたパフォーマンスを見せてくれるでしょう。
そして、色んな事に興味を持った中の一つにモデルがあるのでしょうか。
モデル
国内外問わず、ファッション界でモデルとして起用されています。
たくさんのモデルの仕事をされています。
あの奇抜な化粧は、ファッション関係(特に海外)には、受けるのでしょう。パフォーマンスをするのには、化粧、衣装は、外せないアイテムです。お互いが高めあえるのでしょうね。
ファッションセンスの事を語れるセンスは私にはありませんが、好きとか嫌いなら話せます。
アオイさんのファッションは奇抜で目を引きますが、私は好きです。着ることはできませんが、嫌な感じはしない。トータルとしてまとまっているからでしょうかね。
何より、似合う。一番大事なことですね。
奇抜なファッションが似合う人って中々いませんよ。
でも、そういう人は質素な恰好も、意外と似合うんですよね。 静かな人だったりします。
そしてもう一つの顔が。
女優
女優の道を開いたのはなんと、満島ひかりさんだったんです。
ダンスをしている女の子を探していた満島さんが、配信されていたダンスを見て、当時住んでいた家までスカウトに来たんです。そして「First Love 初恋」に出演、女優としても活動することになったんです。
そして、今回の映画「唄う六人の女」に出演が決まりました。
”濡れる女”という設定で、漫画になっているお話です。少し、変わった映画の感は否めませんが、アオイヤマダさんが選ばれた訳は分かるような気がします。
他に5人の個性ある女優さんが出演されていますが、その中でもダントツに目立ちそうな気がします。
この他にもパフォーマンスを含めた、舞台などこなして才能を思う存分、発揮していますよね。
その才能を世界に向けて発信していける人だと思います。
その証拠がカンヌ映画祭であり、東京オリンピックです。
カンヌ映画祭
カンヌ映画祭で「PERFECT DAYS」で役所広司さんが、最優秀男優賞を受賞しました。
その映画でAYAという役を演じたのが、アオイヤマダさんです。
役所広司さん、中野有紗さん、ビム・ベンダース監督と共にフランスのカンヌ映画祭に出席しました。
その時のドレスが黄色だったので、赤いレッドカーペットに映えて一躍注目を浴びました。
そのセンスの良さは流石ですね。周りから注目を集めることも考えながらの、衣装選びはプロそのものですね。
どんな場面も人前に出る時の覚悟、思い。サービス精神は素晴らしいと思います。
人の目を楽しませてこそのダンサーの基本が備わっているんでしょう。
人前で上がることは無いのでしょうか。どんな場面でも心の準備ができているのですね。
私も見習いたいです。あがり症なので。
そして、またひとつ、その名を、有名にしたのがオリンピックです。
東京オリンピック
東京オリンピックの閉会式でパフォーマンスを披露しました。
追悼の演目として踊らせて頂きました。これを機に”追悼”について資料をみたり、考えたりしました。戦争のこと、差別のこと、コロナのこと。
私が印象に残っているのは、戦後に語られたある人の言葉
「戦争で死んでった仲間たちは追悼されとる。わしらみたいに生き残ってしまった者を追悼してくれる人はおらん。」
そもそも”追悼”という言葉は生きている人が亡くなった方にむけて言葉ですが、この概念を暖めることができるのが踊り、ダンスだと思っています。
今を生きる人、生きているけど苦しい人。
私は20歳で、死にたくなった。消えてしまいたくなった。
だから21歳の今日、生きるという現実と向き合いながら、当たり前だけど幻の様な日常を噛み締めながら、これから活きてもらいたい
そう願って踊らせて頂きました。
引用元:Instgram AOIYAMADA0624
まだコメントは続きますが、初めだけ抜粋させていただきました。
死にたくなる時があったんですね。見かけは華やかですべて成功して楽しいだろうと思っていました。
そんな事、そんな人は、ほぼいないでしょうね。他人にとってバカげたことでも、本人にとっては、死ぬほど辛い、哀しい、周りの理解がなければないほど、切ないですよね。
東京オリンピックのパフォーマンスは実は賛否両論でした。色んな人の意見があって、当たり前、本人もそう思ってることでしょう。
アオイさんの想いはこのコメントに込められています。
今の時代は、難しい。そう思うことが多々あります。「昔は良かった」とつい、言葉にしてしまうことも、一度や二度ではありません。
昔が良かったのは、規制される事があまりなかった、緩かった、だけなんでしょう。
多種多様な世界ではルールを作り、それをしっかり守っていくことが大事なんですよね。
自由に生きていくためのルールです。私たちの最低限、やらなければいけないことです。
アオイさんも、それをよくわかっている方で、どんなコメントもしっかり受け止めたことでしょう。
コメントの中では最後まで周りの人への感謝、気遣い、応援、書かれていました。
とても、素敵な人ですね。
まとめ
まだまだ、探っていくと色んな顔が見えてきそうですが、今回はこの辺でおしまいにします。
もうすでに、結婚をされているそうなので、その辺も探ると面白いかもしれませんね。
ご家族も、15歳の娘を上京させて心配だったでしょう。凄い親御さんの愛を感じます。
ご縁があるから、この若さでここまで有名になったし、貪欲であるから、多方面の仕事が舞い込む。
でも、そこには確実に本人の努力が見えます。
ありがとうございました。
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