一般の私たちは表に出ている俳優はよく知っていますが、監督となると、中々馴染みがありません。
そこで今回「唄う六人の女」の監督である”石橋義正さん”について調べてみました。
すると、あの、CMで話題になった「オー!マイキー」の作者だとわかりました。そして、芸術的にも優れた方でした。どんな人なのか見てみたいと思いませんか?一緒に探っていきましょう。
プロフィール
1968年京都府京都市生まれ
1994年京都市立芸術大学大学院造形構想修了
(大学在学中に英国王立芸術大学(RCA)映画科の交換留学をされています。)
職業 映画監督、映像作家、舞台演出家、
有限会社石橋プロダクション代表取締役
パフォーマンスグループ「キュピキュピ」主宰
色々なお顔を持っていらっしゃいますね。
映像作家として「オー!マイキー」が生まれたんですね。
オー!マイキー誕生
石橋義正さんが「オー!マイキー」を作った人だって知ってましたか?
どのように誕生したのか調べてみました。
2000年に「バミリオン・プレジャー・ナイト」(テレビ東京2000年7月2日~12月24日)の中のコーナーで「Fuccon Family」(「オー!マイキー」の原型)が放送されていた。
番組自体は少し過激で難解なものがが多かったらしく、わずか6か月ほどで終了となった。
その中で、「Fuccon Family」は人気のコーナーでした。
2001年に「New Director’s/New Films 映画祭」(ニューヨーク近代美術館)
「ロカルノ映画祭」(スイス) など海外映画祭に出品
「シネマ・トゥ・エクラン映画祭」(スイス)で審査員特別賞受賞を授賞しました。
2004年にも「第54回ベルリン国際映画祭」パノラマ部門に出品しています。
2002年に映画「THE COLOR OF LIFE」上映
TV番組「オー!マイキー」放送開始(2002年~2005年)
始まりは、ひとつの番組のコーナーだったんですね。
私が最初に見たのはファニチャードームのCMでした。見た時は衝撃でした。マネキンの笑った顔とか、そのセリフとか、「これは何?」的な感じでした。
テレビ番組とは知らなかったので、面白い事を考える人がいるものだと、見るたびに笑っていました。あれは、2009年頃から流されていたようです。
ただ、時間が経てば忘れられていくものですよね。飽きられてしまいます。 ところが、
その後もマウスのCMで流されていました。他にも、広告、メディアに使用されています。
調べていると、You Tubeとか、Twitterとか、Amebaとか、色々なところに出てきてました。
今でも、お酒のCMで使われといますよね。相変わらずの人気ななんですね。
こんなに有名なんだとビックリ。だから、番組を見たことがないことに恥ずかしさを感じてしまいます。石橋監督はどんな頭をしているのでしょうね。どこから、こんなアイデアが生まれるのでしょうか。20年以上愛されているキャラクターですよ。
話はちょっとそれますが、20年以上たっても老けなくて羨ましいです。
この才能は、パフォーマンスグループをも作っていました。
パフォーマンスグループ「キュピキュピ」
「キュピキュピ」 ご存じでしたか? 才能の塊の集団のようです。
私は、初めて聞いたグループですが、どんな人たちの集まりなんでしょうか。
木村真束(造形・3DCG)、分島麻美(衣装・歌手)、江村耕市(グラフィック)と共に1996年に結成されたパフォーマンスグループです。
京都をベースに、映像や音楽、ライブ、パフォーマンス、印刷物などのメディアとおして全国規模で活躍。 それぞれの得意分野を担当して、活動しています。
写真を見させていただくと、少し派手な感じの、きらびやかなお姉さんが踊ったり歌ったりのパフォーマンスのようです。独特な感覚で、好きな人は沼るんだろうと思いました。
それは、私の見た感じでいうと、昭和の匂い。シューリアリズム的。
その、演出は緻密に考えられたもので、実際、見た人は感動したのではないでしょうか。最近はあまり、目立った活動はないようですが、それぞれの分野で活躍されている有名な方々なので、お忙しいのでしょう。 You Tubeも観させていただきました。
You Tubeのコメントは2,3年前のものですが、コメントが寄せられていました。
「このDVD何回観たかわからん。やっぱ石橋監督はこのころが一番いい」
「ビデオ持ってます!こんな形でまた見れるとは!ありがとうございます」
「まさか」 等々
海外の方からのコメントも結構多かったです。
海外受けするパフォーマンスなんです。
根強いファンが多いですね。2012年の活動以来目立った活動が見られないのに、このコメントです。皆さんあのパフォーマンスを待っているんです。
石橋監督を知らなかったなんて、よく知っているファンの方にはとても失礼なことを書いているのかもしれませんね。
私は、絵画が好きなのですが、それに近い感覚で見させていただきました。たとえば”ミロ”とか
”ピカソ”とか”シャガール”とか”ダリ”とか少しは影響を受けていらっしゃるのではないでしょうか。
このパフォーマンス、続いてくれることを願っています。
まとめ
私の石橋監督を知ったきっかけが「唄う六人の女」ですが、「キュピキュピ」のパフォーマンスの中にすでに構想されていたようです。”撒き散らす女””濡れる女”などが出てきます。
芸術家というのは、構想を常に考え、練って、形にしていくのに、時間など関係ないのかもしれないですね。結構、過激な劇画ですが、どう実写で表すのか?楽しみの様な怖い様な 「キュピキュピ」のファンの方は喜んでいるでしょう。石橋監督の世界が観られるのですから。
「オー!マイキー」からも、目が離せませんね。
ここまで付き合って下さり、ありがとうございました。
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