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1月12日雄のマッコウクジラが漂流しているのが発見されました。
昨年も同じ時期に「淀ちゃん」と呼ばれたマッコウクジラが死んでいたのが発見されましった。
なぜ、この時期に続けて漂流するんでしょうか?
しかも大阪に出現しています。
あの大きなクジラの処理はどのようにしたのか、するのか。
気になったので、調べてみました。
一緒に見ていきましょう。
迷いクジラは、なぜ大阪に
昨年の「淀ちゃん」の前にも大阪湾にクジラの死骸が見つかったことがあったんです。
なぜ、大阪に多いのでしょうか。
1970年頃から四十数年の間に、大阪湾で生きたクジラが見つかったのは数頭だそうです。
普段は外洋にいるクジラが湾内に入り込むことは珍しいということ。
マッコウクジラは北極から南極までの広域に生息し、200M以上の深さまで潜り、ダイオウイカを主食としています。
ただ大阪のイカは小さくて、魚は動きが速いためえさを追いかけて迷い込んだとは考えにくい。
何らかの理由で弱って泳ぐ力が落ち、海流に流されてきたのではないかということです。
引用元:朝日新聞
その理由は専門家も頭をひねっているようです。
自然界のことをすべて理屈でわかるわけもないんですが、続けて起こると「何故?」と思ってしまいますよね。
昨年の「淀ちゃん」
昨年の1月9日に大阪湾の淀川河口付近に迷い込み、1月13日に死んでいるのが確認されました。
淀川河口で見つかったことから「淀ちゃん」という名前がつけられました。
体長14.69m、体重38t、推定年齢40〜50歳。
マッコウクジラの大人の雄だったそうです。
死因は不明のままですが、外傷はなかった。
「何らかの理由で方向感覚を失った可能性はある」と見られています。
クジラとか、イルカとかはテレパシーで話をするということを聞いたことがあります。
仲間と何らかの原因ではぐれてしまったんでしょうか?
それとも聴覚が衰えたとか。
今年の迷いクジラ
今年の1月23日に堺市の堺泉北港に迷い込みました。
2月19日に大阪湾で死んでいるのを確認しました。
体長約12m、推定体重約20t、マッコウクジラの雄見られています。
死因は港には餌がないことから餓死と見られている。
クジラは1ヶ月以上食べなくても生きられるんですね。
それも、なんだか可哀想な気がします。
人間が手を出してはいけないんでしょうが、あげても食べないんでしょうかね。
自然に生きている動物たちの生態系は壊してはいけないんですが、私達人間が造ったこの世界がすでに壊しているのではないんでしょうか。
難しいことは分かりませんが、寄り添って暮らせたらいいですね。
迷いクジラの処理法
クジラの死骸の処理には結構な費用がいるそうです。
どんな方法で処理されるんでしょうか。
「淀ちゃん」の処理法
紀伊半島沖に沈められました。
深海に沈んだクジラの死骸には特殊な生態系ができることが知られています。
今後10年以上にわたって多様な生物の命を育む「深海のオアシス」になるんだそうです。
その時の費用は8000万円かかったそうで、その金額が大阪市の資産の2倍以上に膨らんだんだそうです。
もっと安く済ませるつもりだったのが高くついてしまったことに疑問が生じています。
今年の迷いクジラの処理
今回の処理は埋葬に決まったそうです。
コストがおさえられることと、骨格標本として活用できることなどから埋葬することを決めたそうです。
堺市にある大阪府所有の土地に今週中に埋めるとのこと。
前回の「淀ちゃん」の処理にかかった金額があまりに大きかったための決断のようです。
大阪府の中でどのような話がなされたかは分かりませんが、今回は反発がないといいですね。
迷いクジラのまとめ
そんなに迷うことがないクジラが、迷って人に近いところ、餌の少ないところに入ってきてしまう。
なぜなのかは解明されていません。
北海道でも迷いクジラが死んでいたというニュースが飛び込んできました。
頭がなかったことから、かなり前から漂流していたのではないかということです。
このクジラも埋葬するそうです。
多種多様な海の生き物も陸の生き物も空の生き物も、すべてがそれぞれの生態系に沿って生きています。
でも、その生態系はほんの小さなことであっけなく壊れてしまうこともあると思うんです。
絶滅危惧種の生き物が沢山います。
すでに途絶えてしまった動物も、植物も。
私達が少しでもその生態系を壊さないように生きていけたら、いいですね。
ありがとうございました。
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