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先日、寺島利夫先生の水九木コレクションを京都きもの友禅へ見に行ってきました。
先生も来店されていて、楽しい時間をすごさせていただきました。
寺島利夫先生のご紹介させていただきます。
寺島利夫プロフィール
1956年 福井市で生まれる
1989年 日本新工芸展に入選
1990年 日展入選
2019年 京都工芸美術作家協会展 奨励賞
現在 日本新工芸家連盟会員
日展会友
新日本和道振興会理事
(有)染色工房寺島の代表取締役
寺島利夫先生は日展に出品されている画家でもあるんです。
寺島利夫先生の日展出品作品です。直に見て頂くともっと素敵なんです。
下の写真は着物の生地に描かれているので、更に難しいんです。
手間もかかります。
何人かの職人さんの手で仕上げられます。
工房も行かせていただいたんですが、若い職人さんが多かったです。
この道に進まれる方がいることに安堵したことを憶えています。
寺島利夫水九木コレクション
京都きもの友禅で寺島利夫先生の水九木コレクションを展示即売会をされているということで、行ってきました。
もちろん着物で出かけました。
寺島先生の作品は、絵画を基本としたもので、それが見事に着物の柄となったんです。
企業理念
日本の伝統的な染色技法を未来へ継承するひとつひとつの作品に職人の「気」を込めたものづくり
着る人の個性を際立たせる本物の着物を追求する
クリムトをイメージした小紋
クリムトをイメージした帯
宇宙をイメージした小紋・帯
他にも、ピカソ、モネの小紋もありました。
寺島利夫先生は、気さくな方ですが、芸術家なので少しシャイな方でもあります。
いかがですか?クリムトの小紋を着せていただきました。
素敵ですよね。
寺島先生は独特で芸術家肌ですね。
帯も名古屋帯で軽いものでした。
着物も帯も蝋纈染で非常に手間がかかり、一点ものなんです。
同じようなものは出来ますが、同じものは、出来ません。
絵画でも、版画は同じようなものは出来ますが、同じものは出来ない、それと一緒です。
印刷とかコピーするものとかは違うんです。
寺島利夫のまとめ
寺島利夫先生は会社を立ち上げて、自らの個性を大事に作品を作られています。
芸術的な観点からも見ているだけで面白い、楽しいんです。
京都に工房がありますが、簡単に工房へはお邪魔できないので、こういう展示会があったら、ぜひ、寄ってみて下さい。
寺島利夫先生がいらしたら、もっと面白いですよ。
着物大好きです。
ありがとうございました。
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